徹底してハーフスイング練習

 

今回もお客様のレッスン報告です。

 

すでにかなりレベルの高いショットを打たれるお客様で、80台で回ることは当たり前の方ですが、更なるレベルアップのためにレッスンを受けてくださっています。

 

しかしながらレベルの高い方ほど、すでに自分なりのインパクト感を持っているのでスイングの修正は大変になります。

 

またスイングを改造していても、すぐに80台が70台で回れるようになるわけではありません。場合によって改造中は90を打ってしまうかもしれません。

 

そういう意味でゴルフをやっていると、100の壁、90の壁、80の壁という言葉を良く耳にすると思いますが、80の壁が一番分厚いのは、スコアの問題だけでは無く、良くなっているのか中々わかりにくいのに、地道に練習し続けなければいけないメンタル的なところにあります。

 

以前トム・ワトソンがアマチュアに答えた質問の中に、

 

「僕は1ラウンド中、何回ナイスショットを打っていると思いますか?」

 

と聞いたことがあります。

 

大抵の人は7割位?もしくは半分位?と考えるかと思いますが、正解は

 

「1~2回」

 

とのことでした。

 

つまりトム・ワトソンは、ほとんどのショットでミスしているけれど、ミスの度合いが小さいということです。

 

一般のゴルファーにも当てはまることで、85前後からスコアが上達するときは、今までピンから15m曲がっていたものが、7mくらいで収まるようになってきたりします。

 

でも結局自分としてはミスしているから今までよりも曲がりが半分になっても、上手くなっていると言う自覚が持てない。だから練習が楽しくない。まぁ90切れてるから良いか!となってしまうことが多いです。

 

そういうわけで、80切りを目指す人ほど、もう一度初心に帰った練習が必要になり、ミスを小さくすることが大切です。。

 

今回のお客様の問題点は体が起き上がり、腕がつまってしまうことです。

それをこんな感じにしている途中です。

 

そのために行っているのはハーフスイングで正しい動きの徹底です。

 

綺麗に打てるようになっていますが、本当は自分が見ていて一番変わったのは、肩甲骨を含め体が動くようになってきたなということだったりします。

最初は本当に体が硬かったですし、アゴの下で肩の入れ替えができていなかったですが、綺麗に動くようになりました。

 

地味な練習も春には花咲くことを期待したいと思います。

 

 

 

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