EDEL SMSウェッジが凄すぎた。試打評価

 

12月にEDEL(イーデル) SMSウェッジを購入しました。

今だとトッププロで使っている人はいないかもしれないけれど、以前は韓国のチョン・インジが使っていて、気にはなるけど購入するまでは中々思い至りませんでした。

しかしながら、1月5日からヘッドの定価が5000円上がってしまうというメールが届いたので、ちょっと試しに組み立ててみることにしました。

ヘッド重量は304g、カタログ値と同じです。

自分が好むヘッド重量よりも3gくらい重いので、0.25インチ短めにして、バランスD1.6になりました。シャフトはDG S200になります。

今回組み立てたクラブはEDEL SMS V-GRINDで、超ハイバウンスが特徴になります。

なんとバンス角が28.5度。一般的なハイバウンスウェッジが14度くらいになるので、その倍ほどのバウンスがついていることになります。

早速組み上がった際に、練習場で10球程度打ってみましたが、正直言って、このクラブの良さは練習場ではわかりませんでした。

そのため、練習場で打ったときの感想は、微妙だな!と思っていましたが、翌日コースに持っていって使ってみると、「本領発揮」。その凄さを実感することができました。

こんな風に書くと、「先生、売る気満々じゃん!」とか「もろステマじゃん!」とか言われそうですが、このクラブを実際に芝の上から打つと、本当に誰でも違いを感じるのではないかと思います。

ちなみにちょうど1年前にアルペンから発売されているブリヂストンのハイバウンスウェッジが半値セールになっていたので、購入していました。

このブリヂストンのウェッジのバウンスは20度。このクラブも良いクラブだと思うので、そのうちまた使うことがあると思うけれど、今度のEDELのウェッジの衝撃はこんなものではありませんでした。

僕が一番嫌なのが、グリーンまで5-10y、そこから10-20yくらいの15~30yくらいのアプローチ。もちろん普通のライだったらそんなに気になりませんが、冬芝のペタペタのライの逆目、しかも左足上がりなんて状況は、誰でもざっくりしそうな嫌な感じになるかと思います。

(注)左足あがりは、地面に対してどうしても鋭角に入るので、刺さりやすく、ざっくりになりやすい。

それがこのEDELウェッジは本当に刺さりません。

無理やり刺しに行ってみても、完全なざっくりにはならずに、寄らなかったけれど、何とかパターでしのげるかな?くらいの期待を持てるくらいまでは寄りました。

ラウンド後にアプローチ練習場で90分くらい練習していましたが、そもそも枯れた冬芝でハイバウンスってどうなんだ?と思っていましたが、全く心配無用でした。

次にディボット跡からも20yくらいのアプローチをしてみました。これも芝が取れて、ボールは完全に土の上というところから打ってみましたが、なんにも関係なく普通に打てました。

次にディボット跡に目土でフカフカの状態にして、その上から打ってみました。これもなんにも関係なく打てました、と言いたいところですが、これは全く無理でした。当たり前ですね。

このクラブを打って一番感じるのは、ソールの滑りです。抜けが良いと言った方がわかりやすいかもしれません。ハイバウンスなのに、跳ねずに滑るというのは不思議な感覚です。

バウンスの一番高いところから後ろが一気に削ぎ落とされているからかと思います。

またリーディングエッジが少し出っ歯になっています。

そのため、自分のイメージよりも少しボールが高めに出ました。慣れてくると、イメージした高さに抑えることも出来たし、フェースにボールが乗る感覚で打つとスピンが強くかけられたりしますが、うっかり適当に打つと、ボールがスッと上がってしまうことがあるので、注意が必要でした。ただ慣れの問題かと思います。

逆にソフトなボールを打つのはすごく簡単です。グリーンをオーバーして、下りのグリーンにアプローチしなければいけない状況もあまり苦にならない感じです。

次にバンカーに関してです。

バンカーに関しては、元々僕は15-20yくらいキャリーさせる距離のあるバンカーが、あまり得意ではありません。そのためAWを開いて打つことで問題を解消していましたが、このウェッジはその距離を打つことが非常に簡単です。逆に今までよりも力がいらないので、近い距離を打つときに思ったよりも少しだけ距離がでます。

フェースを開けば良いのですが、フェースを開いて近場を打つ練習をした1球目にホームランが出たので、しっかりと2cmくらい手前から入れる意識を持って打たないと危険だなと感じました。

この辺は使っているうちに、勝手に慣れてくるとも思っています。

次にカチカチの土の上からバンカーショットをしてみました。

最近は大雨が降って、砂が流れてしまって砂の下の黒土が見えてしまっているバンカーを時々見かけます。また冬はバンカーの砂自体が凍ってしまって、足跡すらつかず、その下の砂の状況が全く分からないことがあります。

鋭角に砂の中に打ち込むので、ハイバウンスではさすがに無理かな?と思いましたが、しっかりと潜ってくれて問題ありませんでした。

 

以上がイーデルウェッジの感想で、相当簡単に感じたので、しばらくはこのクラブを使い続けると思いますが、僕はウェッジをコロコロ変えるので、違うクラブを使っていることもあるかもしれません。

特に唯一の懸念が、ソールの滑りが良すぎて、時々ボールが浮いてしまうことなので、

ラウンドを重ねて、色々試してみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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